北九州市ワーク・ライフ・バランス実態調査

長時間労働の実態について

1週間の実労働時間の実態

男性正社員は長時間労働の傾向にある。

1週間の実労働時間について従業員に聞いたところ、正社員、非正社員を問わず、男女ともに長時間労働といわれる「60時間以上」労働の実態がある。とくに男性正社員は長時間労働の傾向にある。
(調査対象期間:平成21年8月下旬~9月上旬)

1週間の実労働時間(従業員調査)
1週間の実労働時間(従業員調査) 1週間の実労働時間(従業員調査)

子育て世代の男性は、10人に1人以上が長時間労働をしている。

年齢別にみると、子育て世代と言われる30歳代、40歳代の男性が多く長時間労働をしている。
(調査対象期間:平成21年8月下旬~9月上旬)

週60時間以上働いている正社員の割合(年齢別 従業員調査)
週60時間以上働いている正社員の割合(年齢別 従業員調査)

残業(所定外労働)の要因

残業は、「突発的な業務がしばしば発生するから」生じている。

事業所、従業員それぞれに残業の要因について聞いたところ、ともに、「突発的な業務がしばしば発生するから」が59.2%、48.7%と最も高い割合となった。ついで、「所定労働時間内では片付かない仕事量だから」も43.9%、44.1%と高い割合を占めている。

残業が発生する要因 (複数回答)
残業が発生する要因 (複数回答)

長時間労働の是正や解消のための取組状況

事業所は「労働時間の適正化に向けた仕事の役割・分担の見直し」に取り組んでいる。

長時間労働の是正や解消のための取り組みについて聞いたところ、「労働時間の適正化に向けた仕事の役割・分担の見直し」「年次休暇の取得促進」「社員やその上司に対する注意や助言」などに取り組んでいることがわかった。

長時間労働の是正や解消のための取組 (複数回答 事業所調査)
長時間労働の是正や解消のための取組 (複数回答 事業所調査)

PageTop