はじめよう!イクボス
イクボスとは?
イクボスとは、職場でともに働く部下のワーク・ライフ・バランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織としての業績や結果も出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる、そんな上司のことを言います。
イクボスの「イク」は部下や組織、そして社会を育てている、という意味です。
北九州市内企業・団体のイクボスの取組
本市では、イクボスを推進する様々な取組を行っています。平成29年8月に、「働きやすいまち北九州」を目指して、北九州商工会議所と連携し、企業・団体のトップによる「北九州イクボス同盟」を設立しました。
詳細はこちらからご覧ください↓
北九州イクボス同盟ホームページ
なぜイクボスが必要なのか?
人口減少や少子高齢化による"働き手"の減少、共働き世帯の増加などのライフスタイルの変化を踏まえ、なぜ、今イクボスが必要なのかについて、イクボスプレスを発刊しました。
北九州市役所イクボス宣言
市役所の取組みをご紹介!
市長と幹部職員がイクボス宣言!(H26.12.26)

イクボスプロジェクトを全国展開している、ファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也氏と対談を行い、北橋市長自ら「イクボス宣言書」に署名しました。
全管理職「イクボス実践!宣言式」(H27.5.19)

平成27年4月に、自治体初となる全管理職615名がイクボス宣言したことを受け、「宣言」を「実践」に移していくことを誓うため、「管理職イクボス実践!宣言式」を開催しました。
「管理職イクボス実践!研修」を実施(H27.7)
職場におけるイクボス実践をより効果的に行なうため、全管理職を対象に実践研修を実施しました。事前に実施した「イクボスアンケート」をもとに、イクボス実践がうまくいった成功事例や、課題が残る事例を共有するとともに、ロールプレイングを通じて、部下に対するイクボスとしての関わり方を学びました。
以降、毎年、新任管理職を対象にイクボス研修及びイクボス宣言を実施しています。
「プレイクボス研修」を実施(R1.8)
職場全体で部下のワーク・ライフ・バランスと育成を支援するとともに、係長自身のマネジメント力の向上を図ることを目的として、全ての係長級を対象とした「プレイクボス研修」を実施し、通常のイクボス研修よりも基礎的な内容(コミュニケーションやマネジメント)を重点的に学びました。以降、毎年、新任係長を対象に本研修を実施しています。
管理職の「業績目標」に「イクボス実践」を設定
上司が実践度合いを評価し、勤勉手当に反映させます。また、平成27年4月に策定した「市職員ダイバーシティ推進プログラム」の取組みに「イクボス養成」を掲げ、『管理職のイクボス実践度をH31年度までに90%』とする目標を設定し、翌年に達成しました。
引き続き令和元年5月に策定した「北九州市職員女性活躍・ワークライフバランス推進プログラム」で取組を推進しています。
「女性活躍・WLB推進協議会」でイクボス取組みを養成
企業、経済団体、市民、行政等を構成メンバーとする「北九州市女性活躍・ワークライフバランス推進協議会」を毎年開催し、官民連携して、市内におけるワーク・ライフ・バランス推進に取り組んでいます。
平成27年5月に開催された協議会では、市役所におけるイクボスへの取組みを説明するとともに、意見交換を行い、市内の企業や団体等への普及啓発を図りました。
企業向けイクボス出前セミナーを新設
企業の規模や実情に応じて講義内容をカスタマイズし、現場に講師を派遣する、「企業向けイクボス出前セミナー」を創設しました。