北九州市ワーク・ライフ・バランスレポート

「キタキューかえる宣言」登録企業・事業所
男性育児休暇の事例

男性育児休暇の事例

奥田 徳宏 さん

芳野病院 透析科 臨床工学技士 奥田 徳宏 さん
休暇期間:平成22年1月8日~2月7日(約1ヵ月間)
子ども:2人

産後の母体への食事の知識が身につく「料理の腕も上がりましたよ」

1歳8か月の長男がいてまだ手がかかるので、妻を手助けするために育児休暇を取りました。病院に男性も休める制度があったので、取得への抵抗はありませんでした。休業中は家事・育児と大変でしたが、仕事のシフトの関係でふだんなかなか顔が見られなかった長男としっかり目を見て接することができたのはうれしかったです。

休業前は

自分に責任のある案件は期限を決めてきっちり終わらせました。引き継ぎ事項は職場の先輩に伝え、不明な点は携帯電話で尋ねてくれるよう手配します。職場のみんなの協力をありがたく思いました。

休業中は

独身時代に自炊をしていたので炊事に不安はありませんでしたが、長男の送り迎えに合わせての料理・家事は意外に大変。ただ、幼児や産後の母体に対する食事の知識が増え、料理の腕も上がったのがうれしかったですね。

職場復帰後

休業中、職場とは電話でやりとりし情報は入手していましたが、医療現場は進歩が早く復帰後に対する不安はありました。でも、実際に復帰すると初日こそ大変でしたが、2日目からはほぼ平常に。もっと休ませたかったという職場のみんなの言葉に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

その後

今回の経験のおかげで炊事や家事全般に自信がついたので、休日には積極的に役割をかって出て、まだまだ子育てが大変な妻の手助けをしています。

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