北九州市ワーク・ライフ・バランスレポート

「キタキューかえる宣言」登録企業・事業所
企業内託児所の事例

株式会社グリーム

谷 道雄

子どもたちとふれあうベビーシッター(左)と谷社長(右)

会社概要

代表取締役 谷 道雄
業種:情報通信業
所在:小倉北区弁天町1-8
社員数:29人(うち女性14人)
    正社員数28人(うち女性13人)
URL:http://www.gleam-kokura.co.jp

思い切って育児室を社内に設置 社員が安心して働ける環境に

あればいいと思ってはいても、費用面で実現できない会社が多い自社託児所。グリームの場合、試行錯誤の結果、ベビーシッターを自社で雇い、社屋内に育児室を設置することにしました。費用面でも業務面でもメリットが多かったからです。きっかけは女性創業役員の出産でした。出産後ベビーシッターを雇ったのですが、費用が嵩み、結局、保育所に預けることに。ところが、仕事が忙しいとお迎えやお迎え後の世話もままなりません。

そこで遅い時間まで子どもを預けられ、なにかと融通がきく「自前」に行き着いたわけです。この役員のほか、女性社員3人がすでに利用。男性社員でも奥さんの体調が悪い時などに利用するといいます。「オフィスの隣が育児室ですから、安心感が違う」と谷道雄社長。出産で辞める女性もいなくなったし、既婚女性の応募も増えたといいことずくめで、先々、育児室を拡大する予定です。今後は女性管理職も積極的に登用。性別を越えた働きやすい職場環境づくりをさらに進めます。

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